ダイエットは体重を「増やす」行動？

公開日： 2015年4月18日土曜日

今読んでいる本がなかなか面白いのですが、興味深い事が書かれていたのでシェアします。


スタンフォードの自分を変える教室

～2007年の食事制限およびカロリー制限に関する研究結果のまとめでは、ダイエットによる減量効果や健康上のメリットはほとんど認められず、むしろ害になっていると発表されました。
ダイエットをした人のほとんどは、やがてダイエット中に痩せた分の体重が戻ってしまうばかりが、むしろ逆に増えています。実際、ダイエットは体重を落とすよりも「増やす」効果のほうが大きいほどです。ダイエットをした人は、同じ体重でもダイエットをしなかった人に比べ、体重が増える傾向に見られます。
数々の長期にわたる実験の結果、体重の増減を繰り返すようなダイエットは、血圧やコレステロール値の上昇や、免疫システムの低下をもたらすとともに、心臓発作、脳卒中、糖尿病などの原因による死亡のリスクが高まることがわかりました

これって結構ショッキングじゃありませんか？


その原因は「太りやすそうな食べ物を禁じること」にあるんだとか。
思考の抑圧は、行動をコントロールするどころかかえって逆効果に繋がってしまうんだそうです。




さらに、「ダイエット中は浮気をする確率が高くなる」らしい。。。




恐ろしいですね。



効果的なのは「思考」はそのままにしておいて「行動」だけを自制するのがいいんだとか。



ダイエットがなかなかうまくいかない女子は一読をおすすめします。
あと、意味なくなんとなくダイエットしちゃってる女子にもぜひ。不要なダイエットはやめた方がいいような気がします。

また、本書は「意志力」について具体的な事例を交えて記されていますので、ダイエットに限らず、変わりたい欲求がある人におすすめです。図書館でも借りられますよ。